無我の境地

なんでもない自分に慣れてきた。

朝からリビングで伸びてる猫と自分の姿がダブって見える。

びろーんと。

伸びきったゴム。

溶かしてリサイクルしたい。

来世に期待したい。

って前世でもそう言ってたんだろな。

そうやって80年も生きるのか。

いやだなぁ。

ムリムリ。無我なんてムリ。

ちっぽけな悩みを

吐いては捨てて歩こう。